つみたてNISAの金融機関を変更する方法。切り替えは簡単?

つみたてNISAの金融機関を変更する方法

こんにちは。つみたてNISAで運用しているうちたけです。

つみたてNISAの金融機関を変更しようと思っている方も多いかもしれません。

私はSBI証券で口座を開設しましたが、最近楽天証券のサービスが非常に良いので口座変更しようか迷っています。

うちたけ

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ただ、つみたてNISAの金融機関を変更する時は、タイミングが重要です。

この記事ではつみたてNISAの口座を移行するためのポイントや注意事項についてまとめてみます。

つみたてNISAの金融機関を変更できる期間や条件とは?

そもそも、つみたてNISAの口座って移せるんだ。と思った方もいるかもしれません。

つみたてNISAの口座は頻繁に変更できるわけではないんですが、1年単位で金融機関を変更することができます。

うちたけ

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1年単位というのは、1月1日から12月31日までです。

これ、結構ポイントになります。

つみたてNISAの金融機関を変更できる期間

日本証券業協会の「みんなにいいさ!NISAがいいさ」のQ&Aページによれば、

金融機関の変更を希望されるお客様は、変更したい年分の前年の10月1日から変更したい年分の属する年の9月30日までに、所定の手続により、金融機関を変更することができます。※一部加筆

となっています。

ちょっとこれ、分かりにくいかもしれません。私は理解するのに少し時間がかかりました。以下の図をご覧ください。

つみたてNISA(積立NISA)の金融機関変更手続き可能期間
つみたてNISA(積立NISA)の金融機関変更手続き可能期間

例えば2019年から金融機関を変更したい場合には、2018年の10月1日~2019年9月30日中に変更手続きをすればOKです。ということです。

うちたけ

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ただし、これについては注意が必要です。

もともとの金融機関をA証券、移す先の金融機関をB証券とします。

仮に、上の条件で、2019年中に1度でもA証券のつみたてNISAの口座で買付をした場合には、その年に金融機関を変更することができません

つまり、2019年の1月にA証券で投資信託を購入した場合、2019年中に金融機関を変更することができないのです。

つみたてNISA(積立NISA)の金融機関変更手続き可能期間には注意が必要
つみたてNISA(積立NISA)の金融機関変更手続き可能期間には注意が必要

これ、実質的に前の年(この場合2018年)に変更届をしないと金融機関は変更できないということですよね。

つみたてNISAは文字通り「積立」で毎日、毎週、毎月の単位で投信を購入しますので、2019年の1月になったら買付が行われます。

例えば、2019年1月時点ですでにSBI証券のつみたてNISAの口座で投信を自動購入していたら、2019年中に楽天証券に口座を移すことはできません。

つみたてNISAの金融機関を変更する手続き

そもそも機を逸してしまった感のある私ですが、変更の手続きはどうすればいいのでしょうか?

先ほどの日本証券業協会の該当ページによれば、

①変更前の金融機関に「金融商品取引業者等変更届出書」を提出し、「勘定廃止通知書」の交付を受ける。
②変更しようとする金融機関に対して、「非課税口座開設届出書」に、上記①の「勘定廃止通知書」を添付し提出する(「非課税適用確認書」及び「住民票の写し等」の提出は必要ありません)。

となっています。

そんなに難しそうではありませんね。パッと見ですけどね。

うちたけ

うちたけ

私の場合は、SBI証券に「金融商品取引業者等変更届出書」を提出して、「勘定廃止通知書」をもらう必要があるということですね。

ネット証券なのに、ネットでできないって。。。まあ、こういう「辞める系」のやつは、辞めにくいように多少、心理的な障壁を高くしてるのは「あるある」ですけどね。

手続きには時間もかかるので早めに取り掛かるのが吉

うちたけ

うちたけ

この一連の手続きをするのに、数週間~1か月程度の時間がかかるようです。

仮に12月に申請して手続きに1か月くらいかかってしまったら、翌年の1月に投信買付が行われてしまってまた来年。ということになってしまうので、前年の10月とか遅くとも11月までには最初のステップは済ませておきたいですね。

私も忘れないようにしよう・・・。

口座変更前の金融機関で保有していた投信はどうなる?

うちたけ

うちたけ

結論から言えば、そのままです。新しい口座に移すことはできません

なので、私の場合であれば、SBI証券で買い付けた分の投信については、そのままSBIのつみたてNISAの口座で保有ということになります。。

仮に楽天証券に移行した場合、そこから買い付けた投信は、楽天証券のつみたてNISAの口座で保有をすることになります。

基本的に年間で40万円までのつみたてNISAの投資枠はその年しか使えませんので、特にデメリットはないように思います。

多少、管理が煩雑になるとかその程度でしょうか。

つみたてNISAの金融機関変更はさほど大変ではないが、タイミングが重要

ここまで見てきたように、手続き自体はそんなに大変というほどではなさそうです。

うちたけ

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どちらかというとタイミングが重要ですね

こういうのって、やりたい!と思ったタイミングならそれなりのパワーがかけられるんですが、時間が経てば経つほど、まあいいか。となってタイミングを逃してしまいがちです。

ただ、得てして「良いものに目移りしてしまい、すぐに飛びついて失敗する」というのはよくあることで、そういう意味でも冷静に見極める期間だとポジティブに考えてみます。

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