SBI証券×三菱UFJ国際投信のブロガー・ミーティング(iDeCo編)に参加してきた話

イデコブロガーMTG

こんにちは。うちたけです。

サムネイルの下手くそな写真はMTG後のお茶会に出てきた食事を撮ったものです。みなさんが撮影していたので、そういうものか、と思って慌てて撮ったものですが、我ながら下手すぎですね。

インスタ映えどころかツイッター映えもしてないです。反省点として恥を忍び、あえてこの写真を晒そうと思います。

そんな状態で参加したのですが、ブロガーMTG自体はとても有意義で大変勉強になりました。オフレコの話もあったので差支えないところを抜粋しながらになりますが、備忘録的にまとめていこうと思います。

SBI証券×三菱UFJ国際投信のブロガー・ミーティング(iDeCo編)プログラム

日時:2018/12/10(月)午後7時~8時半
場所:三菱UFJ国際投信 会議室

プログラム

1. SBIコーナー:iDeCo新プラン(セレクトプラン)の設定について
2. MUKAMコーナー: iDeCoでの運用(コスト、ポートフォリオの検証)について
~イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/CIO小松原様~
3. 対談
~SBI/橋本執行役員×MUKAM/代田常務~
4. 意見交換、質疑応答

1. iDeCo新プラン(セレクトプラン)の設定について

SBI証券の方の説明。セレクトプラン新設の背景について。

このブロガーMTGでも再三出てきた話題ですが、ファンドの本数が35本以内というのは少なすぎると感じている様子。これはSBIの方だけでなく、ほかプログラムで講演された方もそう感じているようでした。

SBIとしても加入者のニーズを厚労省に再三伝え、ファンドの本数の絞り込みに反対してきたが、結果的には主張が通らなかったと。

ただ、オリジナルプランに加えてセレクトプランを設立できた背景は、そういった主張が功を奏したものらしいということは分かりました。

私としても違和感はあったんですよね。オリジナルとセレクト2本あるとか、力業すぎない?と。絞った意味ないじゃんと思っていたのですが、一応そういう背景があったんですね。なんとなく納得。

なお、現在SBI証券のiDeCo(イデコ)の口座数は24.6万口座で、20%のシェアを占めているとのこと。確かiDeCo(イデコ)を扱っている金融機関は160くらいあるはずなので、SBIだけでこのシェアは圧倒的ですね。

また、資料請求は2.5万件/月で、そのうちセレクトプランの資料請求は1.8万件/月、オリジナルプランの資料請求は0.7万件/月とのこと。オリジナルプランの資料請求の多さに多少びっくりしました。

2. MUKAMコーナー: iDeCoでの運用(コスト、ポートフォリオの検証)について

個人的にはこの内容が一番勉強になったというか、盲点だったので気が付けて良かったです。

資料などに関してはプレゼンされたイボットソン・アソシエイツ・ジャパンさんの許諾が必要とのことなので、許諾いただけたら後日まとめようと思いますが、オリジナルプランからセレクトプランに移行する期間の機会損失についてのお話でした。

恥ずかしながらその視点は抜け落ちていました。

要するに、オリジナル→セレクトに移す時、2か月程度の移行期間がありますよね。その間資産は現金化されているわけですが、投信が値上がりしたらその期間は機会損失だろうと。

まあ確かにそうなんですが、あまり真剣に考えていませんでした。投資初心者なので。

どういことかと言えば、

乗り換えた際(現金化した場合)の期間で、期待リターンが実現した場合のマイナスセレクトプラン移行による信託報酬低下分のプラスを天秤にかけなければならないとういことですね。

結果的に、長期的に運用していけばある程度の期間の後に回収できますよ(運用がうまけくいけば)、という話なのですが、その視点はなかったなあと思いました。

3. 対談~SBI/橋本執行役員×MUKAM/代田常務~

SBIの橋本執行役と三菱UFJ国際投信の代田常務の対談。というか、お互いに言いたいことを言っていた(失礼、)という感じのプレゼンでしたが、これも面白かったです。

先にも触れましたが、代田常務も会社としてではなく個人的見解、と前置きした上でファンド本数の上限は撤廃した方がいいとおっしゃっていました。理由としては

①健全な競争が止まる(投資家の不利益につながる)
②アメリカの企業型DCの事例を元に、「ファンドの選択肢多いと加入率が下がるというエビデンスがあったので、本数を絞る」という厚労省の主張があったが、iDeCo(イデコ)は企業型ではなく個人型なので、違うだろうと。
※企業型はある程度賃金が同じ層が加入している。個人型はいろんな立場(年収など)の人もいるのでリスクの取り方は人それぞれというようなニュアンス

との2点でした。少なくとも2社が同じようなことを言っているので、もしかすると、今後ファンド本数については見直される可能性というか再検討もあり得るんじゃないのかな、と思いました。※私見です

SBIの橋本執行役の話で面白かったのは、オリジナルプランも残した理由についてでした。オリジナルとセレクトのどちらがベターか、と言われると、信託報酬などの観点からセレクトの方がベターだと思うが、先ほどのオリジナル→セレクトに移す期間の機会損失。特に資産が大きい方の場合の機会損失は結構あるかもしれない、ということでオリジナルを残したと。

あとは当然ながらセレクトにはなくオリジナルにはあるファンドもあり、そのファンドを気に入っている方もいるので、とりあえず併存させる選択肢を取った。ということでした。

4. 意見交換、質疑応答

このMTGの文脈からは多少ずれているということを承知しつつ、質問したかったことを質問しました。

それは、SBIのiDeCo(イデコ)受取方式の選択肢が増える可能性があるかどうか?ということ。

現在、SBIはiDeCo(イデコ)を60歳以上で受け取るとき、一時金方式か年金方式しか選択できません。金融機関によっては年金と一時金の併用方式も含めて採用しているところがあるので、SBI証券の一番のデメリットだと思っていました。

SBI証券でiDeCo(イデコ)に入っている身としては一番気になったので、失礼を承知で質問させていただきました。

結果、はっきりとした答えは得られませんでしたが、検討事項の1つであるようなことをおっしゃっていました。今後に期待したいところです。※具体的に検討しているかは不明ですし、確約されたものでもないのでご了承ください。

ブロガーMTGまとめ・感想

何度か書きましたが、大変勉強になりました。あとはこういったオフ会?的なものに参加するのが初めてでしたので、右も左も分かりませんでしたが、普段SNSなどで見ていた人が目の前にいて、ああ、この人なんだな。という妙な実感がありました。

みなさん博識でさすがだな、とレベルの違いを感じましたが、これからも引き続き絡ませていただければ幸いです。

設定してくださった会社の皆さんも、貴重な機会をいただきありがとうございました。また機会があれば参加したいと思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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